RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO 初日レポ!

setz2004-08-16

ということで公言通りレポをアップしてみます。記憶違いとかもふんだんに盛り込まれているかもしれませんが、気にしないでね。雰囲気だけでも楽しんで貰えればなぁと思います。それではいきますよ。
ちなみに今回もツアーを使って北海道へ到着。天気はあいにくの曇り…かと思いきや開始直前に雨が降り出すエゾ初の展開。そんな雨降る中、ポンチョを羽織ってレッドスターフィールドへレッツゴーゴー!

スタートにハナレグミを選んだ人達に「キミ達、ナカナカいい音楽が何かってことが分かってるじゃない!」と永積タカシが声を飛ばしてエゾロックがスタート。ぉぅょ、分かってるさタカシ(何様)!ハナレグミといえばシャボン玉。シャボン玉って雨の中でも飛ぶんですね。キレイ。雨も次第に小降りになり、『明日天気になれ』でホントに雨をやませるタカシ。ちなみにその翌日(二日目ね)はホントに見事に晴れました*1。凄いぜ、タカシ。『家族の風景』と『ハンキーパンキー』は反則ですね。最高のスタート。

一貫して良い空気の流れる心地よいステージでした。そういえばハナレグミ後のセット交換時にまた雨が降り出したのですが、ボニーピンクが演る頃にはやんでました。ボニーピンクは晴れ女だそうです。何かパワーを秘めた人ばっかしですね。客席からの「カオリちゃーん」の呼び声に応え、本名で自己紹介する一場面も。『Heaven's Kitchen』はやっぱし良い曲ですね。そして可愛かったです。

実は今回のエゾの中で一番楽しみにしていたのがクラムボン。執拗に音響チェックを繰り返す違いの分かる男、ミト*2ボニーピンク後のセット交換時にまたまた降り出した雨。冷え込む会場を見かねて、曲順変更。いきなり『パン蜜』でスタート!クラムボンのライブは演奏してる方も楽しそうなのがたまらない。見てるだけでも凄く楽しくなれます。個人的には『コントラスト』がまた聞けて嬉しかったです。ライブの途中で「晴れてきた〜」と郁子ちゃん。振り返ってみると曇り空が割れてもの凄い夕焼け*3。最後の曲はなんとフィッシュマンズの『ナイトクルージング』でした。そう言えば舞台袖でタカシがノリノリで見ていましたよ。全曲歌ってたし。(おまけ:公式サイトの当日の写真)

重すぎて受け止めきれず、途中で移動。生佐久間さんは長身でスリム。めっさカッコ良かった。

何気に初スパルタ。音源と良い意味で印象が違いました。こりゃ本物のライブバンドですね。楽しかった。その後「♪マイノリティ マイノリティ〜」が頭から離れなくなって困る。

見る気は無かったけど、ご飯を食べていたらもの凄い歓声が上がっていたので野次馬ってみることに。グリーンオアシスから人がはみ出している。というかむしろ外を取り囲むような人の群れ。テントの中では人が倒れる大混乱、異常な熱気。そしてステージ上では本気の馬鹿(超誉め言葉)。すげかった。

ボアダムスへ向かう途中でちょびっとだけ見ていく。ポラリスのメンバーを見ずに、サポートの郁子ちゃんばっかし見てました(失礼)。やっぱり素敵音楽でしたよ。

お初ボアダムスは未来的であり、宇宙的であり、意味不明でもあり面白かった。あの手に持っていた楽器(?)は何だったんだろう。テルミン的な何かだったんだろうか。初めて見るトリプルドラムでもありました。

まさよしに行く前に冷やかしに寄り道して行ったらやっぱりもの凄い人で、当たり前のようにテントに入れず。ちょうど『未来の破片』を演ってた。アジカンのライブはちょっとアレだって(何)聴いてたのですが、ちゃんとバンド然としてて格好良かったと思いました*4

この日のまさよしは一人体制。いつものように自分で打楽器を叩いてループさせてリズム完成。そこへ重なるブルースハープまさよしの声。何やってもサマになる。何やらせても上手い。人も一杯でした。というか今回のエゾはどこのステージへ行っても人で溢れかえっていたような気がします。

途中から遠巻きに。ステージも客席も素晴らしいテンション。何かステージ周辺がモヤって見えた(笑)。『真夜中のレーザーガン』で一度終了するも、ファンの呼び声で再びステージへ登場。『青春』良かった。ほんとにフェスを体現できるバンドだなぁと思いました。

夜のお楽しみとして三つのセッションが行われました。上手い具合に干し草ロールをゲットできたのでバッチシ見ることができました。出てくる誰も彼も格好良すぎ。特に中村達也の鬼っぷりは凄かったですね。個人的に中村達也×勝井祐二の組み合わせが"たまらんのう"な感じでした。二つ目のドラムはキューちゃんだったかな?タオル巻いてて判別できなかったけど。好きだったのは二つ目のセッション、面白かったのは三つ目のセッションでした。

*1:晴れどころか超快晴でした。

*2:その後ライブ中もずっと音を気にしてましたが、それでも楽しそうに気持ちよさそうに演奏してました。

*3:今日の写真はクラムボンの直後に撮った燃えるような夕焼けです。左上の赤いのはゴミではなく、RSRアドバルーンですね。

*4:音しか聞こえなかったけど。