民生祭後夜祭@広島クラブクアトロ

昨日大成功をおさめた奥田民生ひとり股旅スペシャル@広島市民球場。その勢いはそのまま今日の広島クラブクアトロへ。
トップバッターはフジファブリック。中盤で披露した曲は何と『ヒゲとボイン』。完コピかと思えるほどの見事な完成度に、一瞬ユニコーンの姿がダブって見えました*1。続いて登場のキャプテンストライダムは『ペケペケ』を披露。珍しくリズム隊がメインボーカルをとってましたが、この人らは何気にみんな歌上手いですね。コーラスワークも面白いし。ここまででも十分面白かったんですが、三番手以降は圧巻でした。
まずはCHEMISTRYの堂珍氏登場。せっかくだからと紹介し登場したのは、会場もビックリの奥田民生本人。ここ広島に誕生したデュオ「堂田」。結局2曲しかやらなかったんですが、またマニアックな選曲でした。ここでも『人間』が聴けてよろこんでた人は私です。
次に寺岡呼人が登場し、一曲演奏。寺岡氏の紹介で登場したのはまたも奥田民生本人。13年の時を越え、21世紀に蘇った伝説のデュオ「寺田」。お好み焼きの『徳川のCMソング』や広島っぽく『モニカ*2・YOUNG MAN*3ミックス』を熱唱、大盛り上がり。会場が暖まりきったあたりで堂珍氏再登場。この瞬間、ここ広島に奇跡のユニット『寺田堂』が誕生しました。三人のやりとりはそれぞれの個性が出て面白かったし、三人で歌った『広島で生まれた男』は観客全員の心を掴んだことでしょう。彼らはSAMURAI IIIを超えていきました。良すぎでした。最高でした。
最後に登場はGOING UNDER GROUND。3年前に初めて奥田民生と同じステージに立ったと話した彼らはライブバンドとして成長した姿を披露、アンコールも含めしっかりと祭りのアンカーを務めました。
過去何度と無く「東京・大阪には良いイベントがあるなぁ」「広島はツアーでも飛ばされるよなぁ」などと思ってきましたが、この民生祭りは心から「広島で良かった」と思えた素敵イベントでした。ざまあ見やがれ(何)!!またやって下さい。お願いします。

*1:映像でしか見たことないけど。

*2:吉川晃司

*3:西城秀樹