今週の『優しい時間』

回想シーンに出てくるサラリーマン時代の勇吉(寺尾聰)は非常にクールな、というよりむしろ冷めた眼をしています。森の時計での勇吉は優しくて、ちょっと悲しげな眼をしています。アズちゃん(長澤まさみ)の粋な計らい*1で急接近する親父と息子(二宮和也)。「"過去に色々あった"から会えない」のか、「"今更会ってもどんな顔をすればいいのかわからない"から会わない」のか。
私せっつの場合も、親父と久々に会っても話すことなんか特になかったりするので、それはそれで微妙な空気が流れたりしますよ。確執なんか無くても親父と息子って結構こんなもんだよなぁ、とも思ったりしますよね(何。
それにしても、アズちゃんがマスターに「紹介したいという男性はアズちゃんの大切な人?」と尋ねられた時の「…ハイ。」の表情はどーよどーよ。

*1:というかいらんお世話というか。