さだまさし 『解夏』
- 作者: さだまさし
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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さて、本編ですが、短編集ということで物語にブレが無く良い感じに仕上がってます*2。個人的には『解夏』よりも『水底の村』が印象深かったわけで、そこから私せっつが提唱する掲載順序は、『解夏』→『秋桜』→『サクラサク』→『水底の村』、こうですね。
この短編集では人と人との繋がりが様々な形で丁寧に描かれています。人の愛が溢れる風景というのは心地よいものです。人生なんてどこでどう転ぶかわからないし、幸せや不幸せなんてきっとホントに紙一重です。振り返ってみると、子供の頃も、学生の頃も、私の周りには良い人達がたくさんいました。そして、こうして社会人になった今でもそれは変わりません。私の周りには良い人達がたくさんいます。だからこんな自分でも何とか人生やっていけてるのだと思います。