腹が立って仕方がない(暴言モード)

http://www.daily.co.jp/newsflash/2005/09/10/186678.shtml
これ、野球ですか?
チームが弱いから負ける、まあ仕方がない。特に今日ぐらい点差が付くと悔しいという気持ちさえ起こらない。でも腹が立って仕方がないことがある。それはクソ外人のタックルだ。カープの森が投じた危険球も一歩間違えば相手の選手生命を奪う可能性があるプレーで、当然許されるものではない。しかし故意の中に生まれたクソ外人のプレーはそれ以上に許されるプレーではない。
星野監督が就任して以来、阪神のやることはすべて正義になる傾向が生まれた。故意のタックルだって今回が初めてではない。既に今シーズン、シーツがやっぱり倉にぶちかましている。ファンはタックルで相手キャッチャーを潰した選手を褒め称え、負傷した選手を「ざまあみろ」と拍手で送り出す。これが正常なファンの行為なんだろうか。阪神解説によるとあのワンプレーは倉の位置取りが悪かったからああなったらしい。そんな理屈があるか。そして明日の新聞には「怒りの大勝」の文字が躍る。これが正義。
巨人星野騒動にしても、中日から阪神に行くのは許せて、阪神から巨人に行くのは許されないのか*1?3番シーツ4番金本*2、勝ち頭は下柳。巨人の補強は悪だけど、阪神の補強は正義。阪神主催の放送は阪神を持ち上げるだけでは飽きたらず、相手チームを小馬鹿にした実況や解説しかしない。この放送の中では、阪神のプレーはすべて正義。
結局強くなるということは巨人化するということで、巨人化していくと同じ過ちを犯している事にも気付かなくなるってことなのかもしれない。巨人に対する反骨精神は、つまり巨人に対する憧れなのかもしれない。今カープが暗黒時代を迎えているように昔阪神にも暗黒時代があって、その頃の阪神はそれでも巨人戦を伝統の一戦と言ってはばからず、負けても負けても気概だけは失ってない気がした。今は違う。今は阪神が「もはや伝統の一戦とも呼べない」と言っている。今の阪神、少し前の巨人によく似てるよ。
その点カープは安心だ。弱いし、金もない。自分で頑張るしかない。以上、グチ終わり。それでも死ぬまでカープファン。
いつか強くなっても、ああはならないでね。頼むから。

*1:結局阪神にとどまるらしいですが。

*2:週ぺによると、「ミスター阪神を選ぶなら?」で2位。